こんにちは。
スタッフの荒井です。
前回に引き続き、
今回も一風変わったシャツをご紹介したいと思います。
こちらです。
――――
MK-01 盲衿類 DUMMY COLLAR GRANPA SHIRT
プルオーバータイプのスタンドカラーシャツなんですが、
ご覧ください。
こちら何と、衿が上ではなく下についているのです。
衿だけではありません。
胸ポケットのフタもポケットから離れ、遥か下の方についています。
このシャツは、
「これはこういうものである。」
「ずっとこうやってきたんだからこうする。」
と、疑いもせず鵜呑みにしてしまっていた、
所謂”当たり前"の仕様に対して、
「これってそもそも何でこうなんだっけ。」
「どういう意味があるんだっけ。」
と疑問を投げかけると同時に、
機能的であることは確かに素晴らしいけど、それだけではつまらない。
という、機能主義に対する、自分なりの小さな反抗を表現したものです。
機能しない衿と書いて、
『盲衿類(もうきんるい)』といいます。
僕は、着るだけで簡単にオシャレになれる服よりも、
「これどうやって着れば良いんだろう。」「何とどう組み合わせよう。」と、
考える余白みたいなものを感じる服が好きです。
そうやって悩む時間はとても豊かだし、そこで出した答えに、着る人の個性が乗っかると思っています。
どのアイテムでもそうですが、何かデザインを考えるときはそうした”余白”をいつも大切にしています。
僕の考えたアイテムを選んで下さる方は、皆様何かしら自分を表現する術を持っていて、その人にしか出来ないような組み合わせだったり、会話をしていてハッとするような気付きや発見があり、とても刺激になります。
盲衿類が、着る人にとって豊かで刺激的な服になったらなと思っています。
MK-01盲衿類
価格:¥25,300(税込)
素材:綿100%
サイズ:F
盲衿類
着丈 84.5cm / 肩幅 53cm / 身幅 66cm / 袖丈 57.5cm
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
EL Canekオンラインショップでもお求めいただけます。
インスタグラム→https://www.instagram.com/el_canek_denim/
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スタッフの荒井です。
立て続けにデニムアウターを2型程紹介して参りました。
さて今回はレディースのワンピースをご紹介したいと思います。
こちらです。
――――
OA-01 "俺がアイツでアイツが俺で" CUFFS COLLAR ONE PIECE
シンプルで綺麗めなスタンドカラーのワンピースです。
シンプルで綺麗めなスタンドカラーのワンピース、
ですが、
よく見ると何か異変に気付くはず。
そう。実はこの襟、シャツの袖口と同じ作りになっているのです。
では袖口はというと、、
もうおわかりですね。
そうです。襟と同じ作りになっているのです。
このワンピース、襟が袖口の作りに、袖口が襟の作りに、
全部入れ替わっているのです。
入れ替わっているのはここだけではございません。
右袖から左袖まで一直線にボタンが並んでいるのですが、これは前立てと同じ仕様で、全て開閉可能です。
前立ても、シャツの剣ボロの仕様になっております。
襟が袖の作りに、袖が襟の作りに入れ替わったワンピース、
『俺がアイツでアイツが俺で』です。
男女がぶつかった拍子にお互いの心と身体が入れ替わってしまうという、
同名の児童小説、いざこれを一着の洋服に置き換えてみると、
普遍的なアイテムもこんなに面白く変貌を遂げるという、
服の形式に一石を投じる新しい試みです。
こちらも既に販売しており、昨年1stモデルを発表しましたが、大変多くの方にお手に取っていただき、店頭で商品説明する際も、
毎回お客様の良いリアクションを見られるので、いつも楽しく接客をさせていただいております。
男性のお客様からも「メンズはやらないのか。」というご意見をたくさんいただきましたので、現在準備中でございます。
今年リニューアルし、サイドにポケットをつけ、パターンや仕様をマイナーチェンジ。
より着やすく、より格好良くなりました。
生地には、薄過ぎず厚過ぎず、通年使いやすいパリッとさわやかなコットンタイプライターを使用。
サイズ感も腕周りや身幅など、適度にゆとりがありつつ細見えするシルエットで、ボタンの開閉具合によって様々なスタイリングをお楽しみいただけます。
コンセプト自体は突飛ですが、普段着として汎用性の高い一着です。
シャツ好きの方と会う時は是非これを着てお出かけください。
OA-01 俺がアイツでアイツが俺で
価格:¥27,500(税込)
素材:綿100%
サイズ:F
サイズスペック
着丈 110cm / 肩幅 40cm / 身幅 57cm / 袖丈 49.5cm
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スタッフの荒井です。
前回は突如ブログを再開し、驚かせてしまいましたね。
今回も前回に引き続き、デニムの変化球アウターをご紹介したいと思います。
では早速参りましょう。
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RG-03 "バーサーカー"BIG POCKET DENIM PARKER
Gジャンの中でも最もポピュラーなモデル、「3rd type」の特徴的な胸ポケットを巨大化し、前後両面につけたアノラックタイプのデニムパーカーです。
バカでかい3rdのパーカー、
名付けて『バーサーカー』です。
でかいポケットだけにとどまらず、ウエストにも玉縁のポケット、
両サイドには裾から脇下にかけジップを走らせ、
収納力、デザイン性、機能性などてんこ盛り。
また、10ozの比較的軽いデニムを使用しているので、パーツこそ多いですが見た目程重量を感じる事もなく、
シルエットもゆったりしていて着やすい仕様となっております。
突然ですが、正直僕はGジャンがそこまで好きではありません。
3rd typeは特に。
当時は(今も)Gジャンというアイテムに対し、どうすればもっと面白くできるか、何をしたら新しいか、と常に考えており、
考えて、考えて、考えまくって、それでも出てこず、
出張先でたまたま3rdにパーカーという出で立ちの通行人に目がいき、
ようやくこのデザインを思い付いたわけですが、
好きではないと言いつつも、そのことばかり考えて、
結局3rdを題材に、3型ばかり作りました。
嫌よ嫌よも好きのうちという、
面倒くさい性格だなと思います。
ですが、たくさん考えた分、出来栄えには満足しています。
こちらも発売以来ご好評いただき、店頭に出せばすぐ在庫が無くなる人気の品番となりました。
他のアイテムともバランス取りやすく、
ワイドパンツと合わせたり(写真参照)、スラックス、スカート、
脇のジップを開けて異素材や柄物なんかをレイヤードさせても面白そう。
着る人の個性で一層輝く、
スタイリングを考えるのが楽しくなるようなパーカーです。
是非お試しください。
ちなみにバーサーカーとは、”狂戦士”を意味する言葉で、
子供の頃ハマってた『金色のガッシュ』で初めて知りました。
名作です。
RG-03 "バーサーカー"
ノンウォッシュ ¥33,000 (税込)
色落ち加工 ¥35,200 (税込)
素材:綿 100% 10oz
サイズ M〜XL
モデル着用サイズ:XL (身長177cm,体重60kg)
お読みいただき誠にありがとうございます。
EL Canekオンラインショップでもお求めいただけます。
インスタグラム→https://www.instagram.com/el_canek_denim/
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スタッフの荒井です。
お元気でお過ごしでしょうか。
突然ですがブログを再開してみようかと思います。
最後の投稿が2020年の12月だったので、実におよそ3年ぶり・・・
長らく放置している間に、本店増床改装、新店オープンetc..
めまぐるしく色んな事がありましたが、(タイミングをみて記事にします。)
改めて、商品のことなど書いていこうと思います。
どうぞお付き合い下さい。
ーーー
RG-01 ”ニュージャーG” BACK POCKET DENIM JACKET
すでに定番化しつつある14ozのノーカラーデニムジャケットです。
最大の特徴はフロントのデザイン。
エルカネックジーンズのお尻のデザインをそっくりそのまま前身頃に持ってくるという、ありそうでなかった斬新な一着。
80"sのジャージ、ヒップホップシーンをイメージした新しいGジャン、
『ニュージャーG』です。
配置や仕様などかなり忠実に再現しており、(仕様のこだわりなどは2015年〜の記事に載っています。)
フロントのダブルジップや、大きくはないですがサイドにもポケットがついており、見た目だけではなく、ささやかながら機能面も充実しております。
モデル着用サイズ:M (身長177cm,体重60kg)
これは店番中、何気なくジーパンを見ていたとき、
「このお尻のデザイン、前身でも使えるのでは?」とひらめいたもので、
思わずハッと声が出ました。
よく”バックポケット(ステッチ)はジーンズの顔。”などと言ったりしますが、
「顔なのに見えないんかい。」という従来の形式に対する僕なりのツッコミであり、カウンターであり、ひとつのアンサーなのです。
何かを作るとき、
・伝統を重んじて再現する。というやり方
・伝統を見直して再解釈・再定義する。というやり方
の2つがあるとして、僕は完全に後者であり、
特にデニムアイテムにおいてはそれを強く意識しながら取り組むようにしています。
もちろんジーンズやGジャンなどは、プロダクトとしてもう何年も前から既に完成しており、それをわざわざ何か手を加えようなどと考えること自体がおこがましいのかも知れませんが、
デザインをする者の端くれとして、
「ほんとにこれがゴールか?」と常に疑問を持ち、0から1ではないにしても、
「こんな見方もあるのか」「そういうやり方もあるのか」という新しい発見や、気付きを表現できたらと思っています。
有り難い事に発売以来多くの方に興味を持っていただき、
人気の品番となりました。
デニムの聖地児島の職人技に、斬新なアイデアが光る他にはないGジャンです。
本格派だけど、ちょっと変わったモノが好きというアナタに。
RG-01 ”ニュージャーG”
価格:¥33,000 (税込)
素材:綿 100%
色:Indigo
※ワンウォッシュでの販売となります。
サイズスペック
※ワンウォッシュ後に採寸したものです。
S
着丈 64cm / 裄丈 82cm / 身幅 51cm
M
着丈 67cm / 裄丈 86.5cm / 身幅 54cm
L
着丈 69.5cm / 裄丈 89cm / 身幅 56cm
XL
着丈 70cm / 裄丈 92.5cm / 身幅 57.5cm
お読みいただき誠にありがとうございます。
EL Canekオンラインショップでもお求めいただけます。
インスタグラム→https://www.instagram.com/el_canek_denim/
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ご機嫌よう😌
スタッフの荒井です!
にわかに信じ難いですが、
2020年が終わろうとしていますね。(笑)
今年はまさに”−試される人類−”
といったような印象でしたが、
皆様はどんな1年だったでしょうか?
我々EL Canekは、これを好機と捉え、
クリエイティブなモードへと突入し、
新作の製作に心血を注いで参りました。
今回ご紹介するのは、
そんな状況の中で生まれた、
EL Canekのニュースタンダードとも言うべき、
いや、
EL Canekの
ニュースタンダードになったら幸いと言うべき!
笑
こちら!
RM-01 Stationary Cargo Pants ¥18,000(+tax)
RM-02 Stationary Technical Coat ¥21,000(+tax)
またの名を
”文パン”&”ステテコ”
です!!👏👏👏
発表したのが今年の夏頃なので、だいぶ遅ればせながらのご紹介になりますが🙇(笑)
綿100%のデニム素材で、
8ozと、13.5oz(←NEW)の2種類!
青、キナリ、黒(←NEW)の3色展開!
ユニセックスサイズで、
文パンがS〜XL展開!
ステテコはS〜L展開!(ステテコのSとMは現在作成中。)
セットアップいけます!
です!
(インスタグラムのTVマークのところに社長と僕とで文パンについておしゃべりしてる動画がありますので、併せてご覧いただけるとわかりやすいかも知れません。)
このシリーズのテーマはズバリ
”物書きと文房具”
です。✍📖
特筆すべきは何と言ってもこの
泣く子も黙る
デカいポッケ。
わたくし荒井は、元来アナログ人間で、
思い浮かんだアイディアを残すのに、どこへ行くにも絶対にノートとペンが欠かせません。
そんな時に、これら全部がまるっと収納出来て、且つサッと取り出せる服があれば、
最高じゃないか。
という発想を元に、製作致しました。
なのでポッケはA4ノート
がすっぽり入る大きさで、その上マチが付いているので色々入ります。
余裕です。
右ポッケの中にはペン差し、
左ポッケの中にはもう一つポッケが付いていて、細々した物が入ります。
便利です。
フラップもボタン等は付いておらず、出し入れのし易さを重視しました。
着用の際も、ミリタリーっぽくなり過ぎないように、
むしろ
戦わないぞ
という雰囲気をイメージしながら全体のバランスを調整。
これぞまさに
EL Canek流モード
と言うような仕上がりに。
着心地も最高です。
ちなみに文パン、ステテコという名前。
文パンは、軍パンをもじったもの。
文房具用軍パンなので文パン
ステテコは、ステーショナリー・テクニカル・コートという如何にもなイカつい名前を付け、それを略したものです。
こんな事を考えては一人でゲラゲラ笑ってます。
でもわかりやすい名前があればそれだけで親しみ易く、何となく愛着が湧きます。
わかりやすい名前があればそれだけで親しみ易く、
何となく愛着が湧きません?
笑
まだまだ面白い名前のアイテムを沢山考えております😌
是非楽しみにお待ちいただけたら幸いです。
長文失礼致しました!🙇
どちらも本当にオススメです!是非チェックしてみて下さい!😉
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
ではまた!ご機嫌よう!!
文パン
https://elcanek.thebase.in/items/33173571
ステテコ
https://elcanek.thebase.in/items/35261148
こんにちは
スタッフ荒井です😌
ブログ初投稿。よろしくお願いします。
早速ですが、今日はこちらをご紹介したいと思います。
ドン
810 TAPERED
ブランド開始以来、EL Canekの看板商品として一番人気を誇る、泣く子も黙る大定番アイテムです。
詳細なディテールやそのこだわりっぷりは、過去の記事の内容と重複してしまうので割愛いたしますが、(読み物としても非常に興味深い内容なので是非読んでみてください。)
ここでは着たときの印象・感想や、
どんな風に合わせたら良いか等を書いていこうかと思います。
購入を迷われている方いらっしゃいましたら、参考にしていただければ幸いです。
まず着たときの印象・感想ですが、
シルエットがめちゃめちゃ綺麗
です。
マジです。
正直、私自身細身のパンツを穿くのはあまり得意ではありませんが←
この810に関しては話は別で、上記に加え、
生地も柔らかく穿きやすいので愛用しております。
「この野菜ニガテだけど、これなら全然余裕でイケるわ。」
です。
ゴワっとしたオールドアメリカンな生地感と、ヨーロッパ系のシュっとした雰囲気が絶妙なバランスで成り立っており、
洗練された独特な存在感があります。
あと非常に身体にフィットします。
脚の形に沿ってスッと馴染む感覚があります。
「水よりも、ヒトの身体に近い水」
まるでポカリスエットのようです。
特徴としまして、ウェスト、お尻周りに割とゆとりがある為、この部分が余ってしまうという場合もあります。
また、ウェストをピッタリで穿くと、逆に脚が窮屈に感じるということも想定されます。なので、ウェストはベルトをして脚にフィットするサイズを選ぶのが良さそう。
といった見解です。(個人の感想です。)
合わせ方は、やはり綺麗なシルエットを生かしたシンプルなものが良いかと思います。まず
Tシャツ。これは外せません。それからジャケット、ニット、シャツ、コートなど、
そうです。
”全て”です。
一本持っておけば大抵のものとフィットします。(個人的にはジャケパンがオススメです。)
なので購入迷われている方、是非ご検討ください。
ひとたびハマれば、なくてはならない相棒になること
請け合いです。
自信をもってオススメ致します。
店頭・オンラインショップ両方でご覧いただけますので、
気になった方は是非チェックしてみて下さい😉
文が長っがいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
良い週末を。
荒井
トップボタンは現在別注で作成中。
間もなく予約開始。
]]>
サンプル完成。
絶妙な抜け感の太めシルエットに仕上がった。生地は10ozなのでストレスなく楽に穿ける。オリジナルのポケットの位置は上気味だったので少し下に下げて違和感を無くした。
夏に向けてちょうどいいデニムとなること間違いなし!
* 近日中に予約受付を開始します。
今後も微修正やアップグレードをしていく予定なので随時コラムにあげていきます。
]]>
ベルト裏もセルヴィッチ仕様とした。2本のチェーンステッチと並ぶと映え方が増す。
ステッチ巾0.5cの中高ベルトループ。
ワークならではの力強いトリプルステッチで穿き込むごとに陰影があらわれてくる。ステッチは生成りのコア糸を使用。丈夫な反面、綿糸の様な経年変化が味わえる。
左後ろポケットにはコラボ企画のスペシャルネームが付く予定。
]]>
比翼はボタンホールひとつひとつに身頃側の前立てとなる部分までブチ抜きで仕切りステッチを入れる。そうすることで身頃と比翼が固定されて前中心の開きが無くなり、めくれが解消される。
このステッチを入れるだけでも手間ひまのかかる作業だ。
このペインターパンツのパターンは左前は前立てまで、右前は持ち出しまでがつながっているのが特徴で切り込みの入れ方など、作る際に非常に気を使う部分となる。
]]>ポケット作成。
ペインターパンツはポケットとなるパーツが多く、全パーツの約半分がポケットとなる。
右前ポケットにはコインポケットが付く。コインポケット口はセルヴィッチ仕様。
前ポケットの袋布はシンプルな薄手のキナリスレーキを使用。さらっとしていて肌触りもいい。
左後ろのスケールポケット部分は物が落ちない様に三角の蓋が付く。
蓋をかぶせる様にスケールポケットをたたき付ける。
後ろポケット底には補強布を当てる。
ハンマーループにもセルヴィッチを使う。
]]>
今回使用する10ozセルヴィッチデニムはサンフォ加工(防縮加工)をしており、洗った後でも身頃のねじれが生じない。
60年代当時のキバタデニムを使った独特のねじれを再現させるため画像の様に身頃パーツ全てを左右非対称にしてパターンを作成。これにより少し身頃がねじれてヴィンテージ感が醸し出される。
コインポケットだけにセルヴィッチを使うのはもったいないのでウエストとハンマーループにもセルヴィッチを使用する。
]]>コラボ企画は60年代LEE DUNGAREESのペインターパンツを再現。
忠実に再現しつつも改良する箇所やちょっとしたバランスを修正しながら作っていく。
生地は10ozセルヴィッチデニム。程よいネップとタテ糸のムラ感が色落ちと共にいい表情に育っていく想定。これでサンプル作成を始める。
資料を見ながらの綿密な打ち合わせ。
夏に向けてゆるく穿けるアイテムとなるだろう。
]]>岡山の古着屋“BIRDS”とのコラボ企画。
まずはBIRDSさんのご紹介から。
岡山で20年以上の歴史を誇り、アメリカンビンテージを取り揃える大人のための古着屋。
ビンテージを知り尽くしたオーナーが自らアメリカへ行き、その目にかなった物だけを買い付けたこだわりのビンテージアイテムが店内に並ぶ。古着はもちろん小物や雑貨類なども取り揃えており、中にはオーナーとスタッフの手作り小物も販売している。
古き良きアメリカを感じさせる店内は温かみに溢れ、気さくなオーナーと明るいスタッフが迎えてくれて時間が経つのを忘れさせてくれる。
是非一度足を運んでいただきたい。
コラボの詳細はまた。
]]>810のリペアのご依頼。
尻ぐり部分と大股の接ぎ部分にダメージ。緯糸のみが残っている状態。
ありがたいことにしっかり穿いてくださっているのがうかがえる。
まず、修理する箇所を本体が傷つかない様慎重かつ最小限に解体。ステッチ、ロック、地縫いをほどく。
解体した後はダメージ周辺のデニムの色に合わせて糸を選び補修する。
接ぎの部分は生地に馴染ます様に地の目に添ってたたく。
尻ぐり部分は裏に当て布を敷き生地が歪まない様にダメージ部分を丁寧にたたいていく。
これでリペアは完了だが、ほどいた部分を再度組み立て直す作業が残っている。
同じ位置にステッチを入れ直すのはリペア同様神経を使う作業である。
修復完了!!
これでまた存分に穿いていただきたい。
]]>ポケットはインディゴ染料を使用したネルチェック2種類から。
インディゴ染料を使用しているので穿き込むごとにデニムと同じく経年変化を楽しめます。
]]>
A 1950年代の武骨な14ozセルヴィッチデニムがモデル。
USとオーストラリア産の綿を強弱のあるムラ糸に紡績し、旧力織機を使用し弱テンションでゆっくりと織り上げる事で当時の様 な風合いと凹凸感を再現。
ストレッチデニムなのにヴィンテージ感が漂います。
B 13ozセルヴィッチデニム。
履き心地の良いストレッチデニムでムラ感が有りながらもきれい目な表情が特徴です。
穿き込んでいくごとに自然なフェードブルーになっていきます。
]]>今回もフロントのトップボタンをバッファローか鉄製の月桂樹から選んでいただけます。
]]>今回は生地も選べます。
まずは810 / TAPEREDと812 / STRAIGHTの生地を紹介。
3種類用意します。お好みの物を選んでください。
A 7/-×7/-のメンフィスコットンを使用した14ozセルヴィッチデニム。
ドライな風合いが特徴で3種類の中で一番柔らかいデニムです。
サーモンピンクのセルヴィッチ。
B 6/-×7/-の武骨な14ozセルヴィッチデニム。
米綿とオーストラリア綿の混紡を使用。
タテ糸のテンションを緩めて織っているため、洗い後の点落ち感が際立ちます。
レッドセルヴィッチ。
C 6/-×6/-の15ozセルヴィッチデニム。
米綿とオーストラリア綿の混紡を使用。
テンションを強めに織っており、ハリ感に優れたデニムです。
3種類の中で一番肉厚で堅いデニムです。
鮮明なレッドセルヴィッチ。
]]>GWは天候にも恵まれ、たくさんの方に遠方からご来店いただきました。お客様との再会もあり感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました!!これからもみなさんに喜んでいただける商品を目指して物作りに取り組みます!!
次はBLUE RECORD(S)2周年に向けた企画等々検討中ですので楽しみにお待ちくださいませ。
]]>
この度、ビクターエンターテインメント様とのコラボ企画が実現しました!!
第一弾はセルヴィッチキバタデニムのトートバッグ。
これは日本が世界に誇る伝統工芸品やMade in Japanの高品質と高い技術力を知って欲しいという想いからニッパーグッズとして形になりました。
小田急百貨店様からの先行販売を皮切りに、晴れて全国展開が解禁となり、BLUE RECORD(S)でも販売を始めました!!
世界中で愛されるニッパー君とEL Canekの奇跡のダブルネームです。
是非手に取って質の良さを感じてください。
もちろん、使い勝手も抜群です!!
これを機に、その他のニッパー君グッズもBLUE RECORD(S)にて多数販売を始めております。
只今、第2弾、第3弾とニューアイテムを企画中です。
]]>
穿き始めて早3ヶ月が経過。
まだ一度も洗うことなく毎日穿いている。
キバタデニム特有のアタリと陰影が出始めている。
そろそろ洗い時か。
ファーストウォッシュ後に詳細をレポートすることにしよう。
近々denimbaさんが児島に来るみたいだ。久々の再会が楽しみだ。
]]>裁断職人による穿き込み1年3ヶ月。
裁断職人ならではのアタリが見受けられる。
恐らく裁断台に触れる機会が多いのだろう。フロント比翼の第3ボタン〜第4ボタンにかけてボタンの形状に添って色落ちが激しく、第4ボタンに関しては経糸が切れている。
左ひざを立てて作業をしているためか集中的に左ひざに色落ちが見られる。
前回紹介したループとポケット口からは予定通りの陰影が現れている。
ポケット底の当て布部分にもパッカリングが出て凹凸感が現れている。
銅色だったブチ抜きリベットは経年変化によるくすみがいい味わいとなっている。
デニムの色落ちからその人の生活習慣が垣間見える。デニムの楽しみのひとつだ。
]]>708 SKINNY / 810 TAPERED / 812 STRAIGHTの共通ディテールの一部を紹介。
バックポケット
ポケット口は強度を増すために一度余分に折り返しの処理をしている。それによりステッチ間に厚みと膨らみが出来、徐々に陰影となって表れてくる。
ポケット廻りは外側は6番手で大きめの運針、内側は20番手で細かい運針にし、メリハリをつける。糸を変える度に針とミシン調節をしているのでとても手間と時間のかかる作業の一つとなる。
ベルトループ
これも同様にステッチ間を盛り上げている。
通常よりステッチの幅が細いので生地が中心に集まっているかのように膨らんでいるのがわかる。
ボタン裏には、かすかに入る“SPY” 刻印。
リベットはブチ抜きリベットを使用。綺麗な銅色が経年変化で徐々にくすんでいく。コインポケットは両サイドからセルヴィッチをのぞかせる。
ポケット遍歴
ポケットにはその都度用意できる生地を使用している。
1st Basic Model及び2015年前期
2015年後期〜
2016年〜
ポケットを見ればEL Canekの歴史が解る。
]]>
定番デニムの一つ、812 / STRAIGHTを改めて紹介したい。
シルエットはレギュラーストレート。
1950年代のヴィンテージモデルをベースとしながら、独自のディテールとシルエットを追求し完成させた。
シルエットは日本人の体型に合う様ポケットの位置や大きさ、後ろヨークのバランスなどを考慮、なおかつスッキリと見える様に工夫をこらした。その間にはパターン修正とサンプル作成の繰り返しでかなりの時間を費やしている。
スニーカー、ブーツどちらにも相性が良くスッキリしているのが見て取れる。
次回につづく。
そして今日から812の穿き込みを開始する。
]]>BLUE RECORD(S)オープンからもうすぐ1年。
それを記念してBLUE RECORD(S)×EL Canekオリジナルマグカップを作りました。
9月17日(土)より1万円以上(セール品は除く)お買い上げの方、もしくは以前にEL Canek定番ジーンズ (708 / 810 / 812) をご購入いただき、着用してご来店された方にプレゼントいたします。(是非お声がけくださいね!!)
数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。
]]>メンズ、レディース共に810を同じタイミングで履き始めてもうすぐ1年。
メンズはほぼ毎日履き、月1洗濯。
レディースは週3〜4回の着用です。
履き方の違いが色落ちに表れてきてますね。
BLUE RECORD(S)もオープンからもうすぐ1年、只今1周年記念を企画中。
]]>